魔人探偵脳噛ネウロ(松井優征)
父を殺された桂木弥子の前に現れたのは、魔界から「謎」を食べるために地上に出てきた魔人・脳噛ネウロ。
彼は弥子を「探偵」役に仕立て、自分はその「助手」を名乗りながら、父の事件を始め、多くの事件の「謎」をといていく。

作者いわく、「推理物の皮をかぶった単純娯楽漫画」です。
推理の手がかりはほとんど書き込まれないし、犯人の動機もぶっ飛んだものが多い。いろんな意味で突っ込みどころがいっぱい。
…でも最高に面白い!!ていうかだからこそより面白い!!トリックもストーリーもキャラクターも最高!!いや、マジです。

「この謎はもはや我輩の舌の上だ」
「我輩を誰だと思っている。魔界の謎を喰い尽くした男だぞ」
が決めゼリフの、魔人・脳噛ネウロ。
ドSでハチャメチャで傍若無人でものすごい食欲。
…でもなんだかんだカッコよくて、最高に魅力的。
弥子とのコンビは私の知る中では最高のものです。
桂木弥子。座右の銘は「まず白米ありき」
魔人ネウロの身代わり探偵にされた女子高生です。
ぶっ飛んだ魔人の傀儡にされてかわいそう…とか思います?
まあ、かわいそうはかわいそうなんですが…
この子はこの子でぶっ飛んでます。おもに消化器官が。
でもすごく魅力的で、強さとパワーを持った素敵な子です。

「犯人は…おまえだ…!」
ネウロに操られて犯人を指す弥子。
そしてネウロの謎喰いが始まる…。

なんだかんだ、すごく面白くてカッコいいきめ台詞です。
弥子とネウロのコンビはいろんな意味で最高です!